jokerが俺を笑ってた

進む、退く。この相反する2つのカードを並べてみる。2つの中から1つを選ぶということ、それって簡単なように見えてちっとも簡単じゃないんだな。二者択一だと一層選択の重み、やら責任を感じる。だからむしろ3つ4つ選択肢があったほうが悩まなかったかな、って考えたりする。
その瞬間において最良のカード最良の選択だったとしても、一方のカードが実はjokerだったらどうしよう、と。時に絶対的そして無尽の強さに化ける可能性を秘めたjokerだったらどうしよう、と。jokerなら将来性がないように振る舞うことができる器用さもあるしね。

そして今、このどちらのカードもjokerに見えてしようがない。どのカードも、捨てるには惜しい気がしてきた。でもそうは問屋が許さないわけで。そして一方の、真のjokerは、きっとこの状況を見て笑っているに違いないんだ。あー人生の岐路。一体どこに帰着するのか。