みーんみーんみーん

那覇空港国際線にて微笑むぺ様


南西諸島以北では梅雨明けが待たれる(であろう)今日この頃。こちら沖縄では梅雨明け宣言から2週間?いやもっとしたかもしれません。最後に傘を使ったのはいつかな?と思うほど、ここ最近傘を持って出歩いていません。今日明日の天気予報を見ても週間天気予報を見ても晴天マークしか表示されない沖縄地方。
あちこちで宣伝してますが、沖縄は暑いです。熊谷や京都も暑いでしょうが沖縄のあの独特の暑さ・・あの湿潤に満ちた風には誰もが裸足で逃げ出すほどでしょう。


そんなわけなので当然夏の風物詩・蝉もうるさく鳴き始めるんです。ミーンミーンミーン・・と。私はそんな蝉が大嫌い。ゴキブリとは違ったあの黒光りがどうも好きになれないのです。ミミズがよくてもカマキリがよくてもヤモリがよくても蝉は潔しとしない所があります。
小学生のころ、夏休み明け初めて登校したとき、机に蝉の抜け殻があるのを見て仰天した覚えがあります。蜂か何かがとまっているのか?とのん気に捉えつつ近づいてみると敵性生物・蝉(の抜け殻)じゃないですか。本当にびびりました。周囲の"えっ、おまえ何泣いてんの!?"の仰天視を横にわあわあ泣いたのも、今ではいい思い出ですが。今同じ目にあって泣かないとしても、相当驚くだろうな・・しかしいい歳した高校生が蝉如きで泣いてどうする。


そして今日、学校の帰り道、アンチ蝉の私にとって恐るべき事態が発生しました。信号待ちの間、ふと視線を落としてみるとこちらに腹を向けて何かが横たわっているではないか。「何だ?」よく凝視してみると蝉の死骸だったんです。
この時期になるといつかは、いつかはと心に留めてはおくのですが、いざ遭遇すると身の毛もよだつほど。実際直前までパタパタとうちわで扇いでいたのですが、視界に捉えた途端背筋が凍てつくほどゾッとしました。盛夏まさに盛夏真っ最中なのに。もちろん鳥肌も確認しました。もー気持ち悪かった。今思い出してみても気分が凹みます。
いや、可能ならば私も好きになりたいとは思うんですが、どうもあの外観が受け付けられないんだよなあ・・